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【初心者向け】モチベーションとは何か?基本的なことだけまとめました。

   

モチベーションは簡単に言うと「行動の理由」

モチベーションは日本語で「動機づけ」と言われます。
人間の行動において目標や理想に向かって動く力・推進力のことを言います。
本能に近い目標であれば「欲求」という言葉が近いかもしれません。

言葉本来の意味では、人間だけでなく全ての動物が行動するときに必ず持っている「行動の理由」かもしれません。
全ての目標に同じ力が働くのではなく、その時々の状況や周囲の環境によって変化し、また行動の難易度の高さによって動機づけの強さに違いが出てくるのが特徴です。

モチベーションの種類

モチベーションの種類は、心理学者のマレーが人間の欲求についてリスト化したものがわかりやすいでしょう。リスト化する際に、この「モチベーション(動機づけ)」という言葉が用いられました。
動機づけは大きく分けて2つに分類されます。

①生理的動機づけ

いわゆる生理的欲求、というものがこれに当てはまります。
人間の生存本能から生じるもので、具体的には食事や睡眠、排せつなどの欲求があげられます。
自分、またはその他の人や環境に応じて対処することのできない、人間の根本的な行動を左右する力です。

②社会的動機づけ

生理的動機づけとは異なり、人と関わる様々な社会的行動についてその人を動かす力のことを言います。
ビジネスなどにおいての「モチベーション」という言葉はこちらの部分を指します。
社会的動機づけもいくつかに分けて考えることができます。

(1)外発的動機づけ

自分以外からもたらされる何かによって発生する力のことを言います。
「何か」の具体例をあげるとすれば報酬や人事考課などです。

成果を上げると報酬が貰えるが、上手くいかなければ左遷やクビといった「飴とムチ」もこれに当てはまります。
人為的な誘因を用いて動機づけする方法なので、短期間で高い効果が期待される反面、高コストと持続性の無さが短所です。

(2)内発的動機づけ

自分自身の興味・関心から生まれるやる気を内発的動機づけと言います。
一銭の得にもならない、見返りを求めない、けれどもその行動を止めることなく続ける…。
社会一般においてこんなことが行われる場面はほぼ一つ。

「遊び」の場面です。

子どもが夢中でブロック遊びをする場合、何らかの賞罰があるわけはありません。
本人の自発的な「遊びたい!ブロックを積みたい!」という願望から生じた行動です。

ビジネスにおいてこういった内発的動機づけはなかなか難しいですが、外部からの声掛けやきっかけがあって内発的動機づけを誘引することは可能です。得意な分野が活かせるプロジェクトで仕事を任されることで自信が付き、自発的にその分野の勉強をし知識を深め、それをまた仕事に還元する、というのも広い意味では内発的動機づけに当たるでしょう。

(3)達成動機づけ

困難を乗り越えて、少しでも高い成果を上げたいと思う力のことを言います。
この達成動機づけは様々な学術的研究がされています。
ここでは2つご紹介したいと思います。

マクレランドの欲求理論

人間の需要な動機・欲求は4つ(達成・権力・親和・回避)であるという考え方です。
この中で「達成」について、『成功の報酬よりも自分自身が目標を成し遂げたいという欲求から努力すること』と説明しています。

J.W.アトキンソンの達成動機理論

達成動機は「成功可能性」と「目標の価値」をかけ算したもの(積)に影響を受ける、という考え方です。
「成功可能性」も「目標の価値」もパーセンテージで考え、どちらかが0%に近ければ他方がいくら高い数値でも達成動機は高くならない、という面白い考え方です。

この理論では「成功可能性」が100%だとその目標が安易、つまり価値が低いと考えるため、成功可能性が五分五分のときが一番モチベーションが高まる、となります。
簡単すぎる目標ではやる気が持続しませんし、逆に成功する見込みがない難問では「やっても意味がない」と諦めてしまいますよね。この理論では「どこに目標を設定するか」がモチベーションのカギになっていることを教えてくれます。

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